ミスは絶対に許されない現場だからこそ
会話のキャッチボールを強く意識して―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.以前も別の眼科で検査員をしていました。検査員としてのキャリアは4年目になります。ちょうど引っ越しを機にこちらのクリニックに転職させていただきました。自宅からの通いやすさに加えて職場選びの決め手になったことは、クリニックに来る患者さんの数が非常に多いことでした。ランダムに常にいろんな患者さんがいらっしゃる環境というのは、その分自分もいろんな経験ができるというメリットがあります。忙しい方がむしろクリニックには活気が出ますし、自分としてもあっという間に楽しく時間が過ぎるような気がして自分の性格的にも向いている職場だと思いました。クリニックには一度入職前に見学に伺ったことがあります。その際、スタッフのみなさんが生き生きとして働かれている姿は印象的でした。医療の現場はとかく会話のキャッチボールがうまくいかなければとても回らない現場です。特に検査という分野はそれが結果に如実に表れるところです。こちらのクリニックではスタッフのコミュニケーションがとても豊かで、連携がしっかり取れていると感じました。私もここでぜひ働きたいと思い、入職を希望いたしました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.視力検査や視野検査、眼底三次元カメラ、メガネやコンタクトレンズの処方などが私たち検査員に任される主な仕事内容です。特に当院は積極的に最新鋭の検査機器を導入しています。ここに来て初めて知った検査機器もあったほどです。機器の操作方法や特徴などもひとつひとつ細かに違いますが、その感覚も業務の中で覚えていく必要があります。患者さんの数も多い上に、当院は検査項目も非常に多く、一般的な眼科さんよりも手厚く丁寧に診ることができるクリニックです。例えば緑内障の患者さんなどは一般的な検査項目よりもはるかに多くの検査データが必要となります。お待ちいただいている患者さんにもできるだけ早く検査をお受けいただけるように、時間感覚やスタッフ間のチームワークをとても強く意識しています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.自分の技術や経験にしっかりとした自信を持たなければならない仕事ですから、先生からも高く評価していただけることはやはり嬉しいですね。例えば、「大沢さんにお願いしたい」とスタッフからも言っていただけるときなどは素直に嬉しい瞬間です。人に必要とされる存在になるということは、自分の中でも人一倍頑張らなければならないと思いますし、そこに大きなやりがいがあると思います。また、患者さんやスタッフ同士からも「ありがとう」という言葉が飛び交うときもとても嬉しいものです。検査は特にお待ちいただく時間が多くなりがちなので、当たり前のことが当たり前にスムーズに進んでいくことも達成感を感じられる瞬間です。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.私は今子育てをしながら働いています。子育ては忍耐力や我慢がとても必要になることです。予定通りに進むことなんてなかなかありませんよね。仕事する上でも同じように、矛盾を感じることや理解できないことがときにあります。それでも、一歩引いてじっくり見極める姿勢が取れるようになった自分には成長を感じますね。円滑に業務をこなすためにはスタッフ同士の足並みを揃えることも欠かせません。自分のことだけでなく、そういった広い視野で物事を捉えられるようになったことには、以前の自分にはなかった大きな成長を感じますね。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.もう少し個人としての検査スキルを上げたいと思っています。例えば子供の斜視の検査などは非常に難しく、ちょっとしたことで検査の結果が大きく変わってしまうことがあります。ミスは絶対に許されない現場ですから、いつも緊張感がありますね。大きな差が出てしまうと患者さんの治療方針にも直接的に影響しますし、小さいお子さんほどその子の人生がかかってくるような大きな話になってしまいます。検査スタッフのチーム全体としてもあらためて初心に立ち返ることを忘れずに、全体としてのスキルアップを目指していけたらと思います。患者さんに対する検査クオリティを一定に保つということは、検査員として絶対に死守しなければならないことですから、そういう部分についてはこれからも強くこだわっていきたいですね。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.子育て中のスタッフが多くいる職場です。先生もまわりのスタッフたちもとても理解を持って仕事との両立を応援してくださいます。スタッフはみんなとても仲が良く、温かな雰囲気で働きやすい職場です。お休みもシフト制でコンスタントに取れていますし、今新しいスタッフたちも続々と入ってきていて活気があって楽しい現場です。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.数ある検査の中でも、特に眼科の検査についてはスタッフ同士のコミュニケーション力が非常に重要な鍵を握ります。患者さんの視生活を細やかに聞き出しながら仕事を進める必要があります。例えば聞き上手な方、人懐っこい方にはすごく向いている職種ではないかと思います。ささいな会話の中にも、より良い結果を導くためのヒントがたくさん隠れていることがあります。患者さんとの限られた時間の中で、どれだけの情報量を引き出せるかということも重要となる部門です。そういう意味では接客業を経験されてきたような方も向いている職種なのかもしれません。もちろん専門的な知識や技術が大いに必要となる職種です。自分でも積極的に学んで高い向上心を持っていなければ、正直ついていくのが厳しい世界であることも事実です。好奇心旺盛にいろんなことに挑戦できる方とぜひ一緒に働きたいですね!

経理・受付 勤務6年目:宮石さん

「ONE for ALL. ALL for ONE.」の
合言葉をいつも私たちの胸に―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.医療業界の仕事は初めてでした。今までやったことのない新しい仕事にチャレンジしてみたいとふと思い立ったとき、偶然こちらの求人を見つけました。実際に面接に来た際には、一人一人の患者さんに優しく対応をされているみなさんの姿を目の当たりにし、忙しい中にも大きなやりがいがある職場だと思いました。面接であるスタッフさんから、『クリニックのバックヤードに多くの仕事がある』というお話をお伺いしました。特に経理的な知識や事務的作業を中心に行う人材が不足していて手が回らず困っているというお話でした。今まで患者側の視点からしか見えていなかったクリニックの風景が、急にとても身近に感じられました。偶然にも、私は以前金融関係の事務職をしていたキャリアがあります。ぜひ私で良ければここのみなさんの助けになりたいと思いました。包み隠さず誠実にお話くださったスタッフさんの姿も胸に響き、ぜひここで一緒に働きたいと思いました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.基本的にはクリニックの運営を支える裏方的な仕事を担当しています。例えば、患者さんからお預かりしたお金のやり取りや、税金関係の支払いなどクリニックに関するさまざまな出入金処理、会計事務所への書類作成など経理的な業務にまつわることを主としています。その他、カルテの処理やコンタクトレンズの販売、受付業務のフォローから求人まで幅広く対応しています。クリニックには小さなお子さんからご高齢の方まで、毎日100人前後の患者さんがお越しになられています。毎日とても忙しい現場です。それでもスタッフみんながそれぞれの仕事を少しずつ助けあいながら、笑顔を忘れず患者さんと向き合っています。他の人がやっている仕事を注意深く観察して、フォローしあうということがいかに大切かということを痛感する現場ですね。そんな私たちが掲げているスローガンがあります。少しご紹介させてください。『私たちは絶えず学び、成長し続け、高い医療レベルを維持することをお約束します。』『患者様のお気持ちに寄り添い、深く理解し、言葉にされないニーズを先読みすることで信頼関係を築いていきます。』『ONE for ALL. ALL for ONE. 一人はみんなのために みんなは一人のために』―この言葉をいつも胸に、私たちは患者さんと向き合っています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.患者さんのご希望にしっかりとお応えしご満足いただけたときや、笑顔で帰られてゆく後ろ姿をお見送りするときなどは強いやりがいを感じますね。また、スタッフ同士でも連携がうまくいったときには大きな達成感のようなものを感じられます。先日もクリニックに掲げてある『ONE for ALL. ALL for ONE. 一人はみんなのために みんなは一人のために』というスローガンを指さされた患者さんがいらっしゃいました。「言葉で言うのはたやすいが、まさにこの通りに実行されているあなたたちは本当に素晴らしい!感動しました!」とお褒めの言葉までいただきました。目の前の患者さんにそんなふうに言っていただけたことは、スタッフ一同本当に心から嬉しいと感じられた出来事でしたね。診療でご提供する技術だけでなく、そういったスタッフみんなが大切にしている思いが患者さんの心にまでしっかりと届いているということを実感できて、あらためてこの仕事の意味を考えさせられました。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.今まで就いた職種はパソコンを触る機会が少なかった上に、自分としてもなんとなく苦手意識が強く避けてきたものでした。しかしこちらのクリニックにきて、スタッフみなさんの向上心や努力を惜しまない姿、仕事に対してのひたむきな思いを知るうちに甘えたことを言っている自分が恥ずかしくなりました。苦手なことを避けずに、何でも臆せずチャレンジする気持ちを自分でも大切に捉えるようになりました。今ではパソコンもすっかり苦ではなくなりましたし、周りのスタッフたちの状況も敏感に察知できるようになりました。特に物事の優先順位をスピード感を持って判断できるようになった自分には大きな成長を感じますね。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.私は現在週2日のパート勤務ですが、みなさんの仕事がもっとスムーズに回るように、気配りや目配りをもっとできるようになりたいと思います。患者さんからご質問をいただく機会も増えましたし、お電話でのお問い合わせにお応えすることも非常に多いです。柔軟に対応する力や専門知識も少しずつ自分なりに増やすことをこれからも意識していきたいです。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.ここのスタッフたちは年齢関わらず、自然と助けあう雰囲気があります。チームワークが非常に良い職場ですね。勤務時間やお休みも比較的融通が効きやすく、働きやすい職場だと思います。育児中のスタッフも多く、それぞれが抱えている事情があります。私も母の介護と両立しながら働いています。お互いの事情も良く理解しあえているので、みんなで相談しながら安心して仕事に取り組めています。ミーティングや情報交換も必要に応じて行いながら、円滑に業務が進められるようにみんなが工夫しようとできる職場です。急なお休みにも「大丈夫だよ!」と声を掛けあえる温かな空気があります。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.私がまさにそうですが、のんびりした仕事よりも忙しい職場のほうが性に合ってるような方にはとても向いているクリニックだと思います。何事にも誠実に、意欲的に取り組めるガッツのある方とぜひ一緒に働けたらいいですね!仕事は楽しんでできることが大切です。特に患者さんをお迎えする受付業務は笑顔が欠かせませんからね。先輩たちはみんな優しくて、面倒見の良い方たちばかり。わからないことがあればみんなで解決しようと一緒に取り組んでくれますし、新人の育成もチーム全体として引き上げようと試行錯誤できる職場です。ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?

受付・検査補助・診察補助 勤務1年目:ラフィさん

「ありがとう」は魔法の言葉―
相手の気持ちに真っ直ぐ向き合うケアを実現したい

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.日本に来てまだ2年ですが、海外では6年ほど病院勤務をしていた経験があります。海外で栄養学を学び、日本でも医療の現場に携わる仕事がしたいと思いました。こちらのクリニックを選んだ理由はスタッフのみなさんが優しく働く環境が非常に整っていることでした。他のクリニックよりも任せられる部分が大きいということも知り、やりがいや自分の成長を大いに期待できる職場だと思いました。もともと医療の仕事に就きたかった理由としては父が医者であるという家庭環境もありますが、自分としても医療に関する知識や経験をもっと分野問わず広げたいと思ったからです。眼科は以前より興味のあった分野でした。初めてのことに戸惑うこともありますが、みんな優しくフォローしてくださいますし、私のことを熱心に応援してくださるので嬉しいですね。今は楽しんで仕事に取り組めています。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.まだ入職して間もないこともあり、受付業務や検査の仕事をメインに担当しています。検査機器の操作にはまだ慣れないのですが、先輩スタッフに教えていただきながら少しずつ勉強しているところです。例えば眼圧の検査や、眼球の写真をクリアに撮ることなどはまだとてもテクニックが追いつきませんが、わからないことがあれば必ず教えていただけるので安心しています。今はまだ教えていただいたことをしっかり次の機会に活かすことだけで精一杯ですけれどね。(苦笑)先輩スタッフたちはみんな詳しい知識と確かな技術をお持ちです。一日でも早く自分も力になれるようにステップアップしていきたいと思います。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.新しいことを学んで、それが次にしっかり結果として繋がったときにはやはり嬉しいですね!患者さんから「ありがとう」と言われる言葉は一番嬉しいですし、周りのスタッフが「ありがとう」と言われている姿を見るときも自分が言われたのと同じくらい嬉しくなります。「ありがとう」は自分が頑張ったことが認められている証拠。短い一言だけれど大きなパワーがもらえる魔法の言葉です。自分の努力が報われた瞬間でもありますから、今日も患者さんから「ありがとう」をいただけるように頑張っています!また、具合が悪くて不安な表情をされてクリニックにお越しになられた患者さんが笑顔で帰られていく姿や、今まで気づかなかった病気に早く気づけたときなどはこの仕事の重要性を強く感じます。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.海外の診療現場と日本のそれとはそれほど大きく違うことはありませんが、患者さんに対する対応については日本は非常にレベルが高く学ぶことが多いです。特に受付業務に関しては症状だけでなく、患者さん一人一人のお話にしっかり耳を傾けられています。例えば受付の先輩方は患者さんと一見病気に関係ないお話をしているように見えて、実は同時に鋭く観察されています。対患者さんというよりも自分の家族のように心配し、温かくお声がけされているのは本当に素晴らしいことだと思います。日本の診療はひとつひとつに深さを感じます。今までの自分のキャリアに加えて、そういったホスピタリティな重要性に触れて心を動かされている自分にも人としての大きな成長を感じます。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.先輩たちの仕事ぶりを見ていると、何でも的確に判断できたり患者さんのことを深く理解されていることがわかって憧れることばかりです。患者さんとの良好な関係作りもとても勉強になります。早く自分もここで戦力になりたいですね。いろんなことに敏感に気づけて、患者さんに必要なときにさっと手を差し伸べられるような温かなスタッフになりたいです。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.働きやすい職場だと思います!最初はもちろんわからないことばかりでしたが、みんなが熱心に教えてくださるので、少しずつ任せてもらえることも増えてきました。みんな仲が良く優しい仲間です!困ったことも相談しやすいですし、実際何でも相談しています。(笑)スタッフにはいろんな年代の方々がいらっしゃいますが、年齢関係なく等しく楽しく働けています

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.ぜひ頑張り屋さんの方と一緒に働きたいですね!このクリニックは患者さんの数が非常に多いですし、任せられる仕事内容もとても幅広いです。ときには難しいことにも自分からチャレンジする勇気が必要です。忙しいことはいい意味で緊張感があるということです。医療の世界は勉強することがたくさんあります。勤務時間内だけでなく、自分の時間を費やしてでも学ぶべき価値があります。患者さんのためにも自分のためにも、楽しく勉強を進められる力は大切です。ここのスタッフは本当にみなさん仲良しで優しい方たちばかりですから、何も心配することなく始めることができる職場だと思います。

受付・検査補助・診察補助 勤務6年目:當房さん

高い診療品質を守るために
チームで課題に立ち向かう力を―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.以前は小売業で働いていました。医療の現場は全くの未経験でしたが、もともと興味があった世界でもありました。年齢を重ねても長く働ける職場という観点でも、こちらのクリニックはとても魅力的でした。育児中でも仕事と両立しやすい働き方にこだわられていることもここに決めた理由のひとつです。子供が生まれる前と後とでは、特に女性は生活のパターンが大きく変化します。私自身もここで働き始めて二人の子供の出産と育児休暇を経験させていただきましたお互いにとって一番良い形は何かをともに模索してくださる温かなスタッフに出会えたこともとても感謝しています。業務量として大変なときもありますが、患者さんに対する思いと同じように働く側のことも大切に考えてくださるクリニックの姿勢というのは信頼できますし、安心して仕事に取り組めています。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.患者さんの受付業務からカルテ作成、会計的な処理や勤務データの作成、毎月の診療カレンダーにホームページの更新やラインの配信、会計士さんや社労士さんとのやり取りなど幅広い業務を担っています。比較的キャリアの若いメンバーが多いので後輩たちを引っ張る役割としても奮闘しているところです。広く先のことを考え、いろんなパターンを組み立てて行動することを大切にしています。予期せぬことが多々起きる現場です。患者さんもいろんな方がいらっしゃいますので、常に臨機応変な高い対応力が求められます。注意深く経過を観察しなければならない病気もありますから、繰り返し通院されていらっしゃる患者さんには「前回この検査をしたから今日はこの準備をしなければ」といったように素早い判断もできるようになりましたし、ご案内する順番も適宜考えられるようになりました。受付業務も検査補助も共通して段取りを考えることがとても重要です。当院は大学病院レベルで最新の機器が取り揃えられていますし、先生も最良の治療を提供できるよう常に尽力されています。普通のクリニックよりも検査項目には特に力をいれています。初めて当院にお越しになられる患者さんも多いので、診察内容やクリニック全体の動きを考慮しながら、効率の良い順序立てができるようにスタッフ一同努力しています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.一番はやはり患者さんから「ありがとう」と言われる瞬間ですね。患者さんのために日々当たり前と思うことをしているだけですが、その中でふと感謝の言葉をかけていただけたり、患者さんの笑顔を見られるときにはこの仕事の誇りとやりがいを強く感じます。新しいスタッフが増えるにつれ、先輩としても頼られています。チーム全体としての成長を実感できるときにも素直に嬉しいと感じられる瞬間ですね。指導する側に立って、あらためて人に教えることの難しさを痛感しています。今の時期は実習に来られる新卒さんも多いので、それぞれが4月に入職したときにすぐに現場で活躍できるよう、少しでも多くの知識や技術を私たちから吸収していただきたいという切なる思いでいます。採用や指導にかける時間をもっと自分たちでも積極的に作り出せるように、前向きにチャレンジしているところです。診療は患者さんの流れによって大きく変化します。私たち自身も試行錯誤しながら声を掛けあい、若いスタッフたちが悩んだり立ち止まることのない環境作りを進めることも、今の私にとっては課題であり大きなやりがいです。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.医療の現場はひとつひとつ確認することがいかに大切かということを深く考えさせられます。先を見据え、頭の中でシミュレーションしたことを実際の行動に落とし込む。そういうステップを丁寧に踏むことの意味にもちゃんと気づける自分になりました。患者さんに対してもスタッフに対しても、その人の時間を無駄にしないためにどうすれば良いか、順序立てて自分の行動を振り返られるようにもなれました。支えてくださる周りの方への感謝を忘れずに、これからもまだまだ成長するチャンスを見つけられればと思います。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.今は新人スタッフが特別に多い状況です。彼女たちを春までに立派に育て上げることはもちろん、自分たちが先輩たちに教えていただいたことを漏れなく引き継ぐこともまた高い品質維持には欠かせないことです。講習会にも必要に応じて参加するようにお互い声を掛けあいながら、チーム全体としてのパワーアップを実現したいと思います。みんなが等しく同じ業務を担当できるようになることは目下の私たちの目標です。お互いの業務をお互いが理解できるようになればミスや漏れも防げますし、誰かが抜けてもカバーできます。クリニックの品質を守るというのはやはりみんなが同じ方向を向いて意識しなければ成しえないことですからね。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.比較的お休みも取りやすい職場だと思います。スタッフ同士はとても仲が良く、チームワークは抜群です。若手スタッフが多いこともあり、職場の空気はフレッシュなパワーに溢れていますね。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.自分のことだけでなく周りの人のこともしっかり考えられる力は大切です。一方で自分が助けて欲しいときにちゃんと「助けて!」と言える力もとても大切なことだと思います。初心者の方でも興味があればぜひお気軽にご相談ください。今のスタッフたちも未経験で入職した方は多いです。だからこそ最初の大変さをみんなが知っています。教育体制としてもみんなで課題をクリアしようと団結しているところですので、安心して飛び込んでいただければと思います。

受付・診察補助・検査補助 勤務1年目:佐野さん

人を扱う医療の現場だから
「当たり前」を確実に―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.私は医療事務の専門学校を卒業し、こちらに入職しました。院長先生が学校で説明会を開いてくださったことがきっかけでここを知りました。診療についてのことだけでなく、クリニックにまつわるさまざまなお話を広く聞くうちに面白そうな職場だと思いました。特に業務内容に壁を作らず、幅広く学びのチャンスが見つかる現場だというお話にはとても興味を惹かれましたね。医療事務という仕事以外にもさまざまな視点での経験が積める機会があるということは自分の成長も大いに期待できると思いました。また、院長先生の人柄もとても明るく好感が持てました。社会人として初めて飛び出す世界にもなるので、マナーや接遇といった基本的な部分から一歩ずつ鍛え上げていただける環境も、安心して入職を決められた理由のひとつです。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.私は主に受付や会計業務に加え、検査補助、先生の診察補助などを行っています。視力検査をはじめ、検査前の患者さんには必要な目薬を点眼したり、さまざまな検査機器を使用して眼球の状態を撮影したりなど業務内容は多岐に渡っています。患者さんはご高齢の方が多いですので、一人一人のご様子も細やかに観察しながら対応させていただいています。受付業務は患者さんの名前と顔を一致させることはもちろんのこと、その方の診察歴なども頭に入れながら最短でのご案内ができるように努力する必要があります。イレギュラーなことも多く、毎日いろいろな出来事や人との出会いがあり勉強になっています

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.やはり患者さんとのやりとりですね。毎月お越しになられる顔なじみの患者さんもいれば、急な症状で慌ててご来院いただく方もいらっしゃいます。症状も人それぞれですから、今その方が何を欲していて、どう対応するのが正解なのかを常に考えながら患者さんとは向き合うようにしています。繰り返し通院される患者さんにはちょっとした世間話を交えてリラックスしていただいたり、初めてお越しになられる方には不安な気持ちを少しでも解消できるようにこちらから意識してお声がけさせていただいています。患者さんの気持ちに深く寄り添うことを大切にしていますね。患者さんのほっとされる表情などを見ると、やりがいや充実感を強く感じられます。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.専門学校時代は実習の機会も少なく、想像でしかわからなかったことがたくさんありました。入職当初も実際に患者さんを前にすると、うまく言葉が出てこなかったり思うような対応が取れずに焦ってしまうことがありました。特に人を扱うという医療の現場では日常の当たり前のことの中にもあらためて難しさを感じたり新しい発見があって考えさせられることばかりです。失敗を重ねながらもできることが増えてきて、先生や先輩に褒められることも増えてきました。そういう意味では少しずつだけれども自分に自信を持てるようになりましたね。受付業務ひとつをとっても単に椅子に座ってご挨拶することだけが仕事ではありません。積極的に患者さんのご様子を観察したり、自分なりの気づきや学びを見つけ出すことの大切さに気づきました。教科書の中の知識だけにとどまらず、貪欲に新しい学びを掴もうと動き出せるようになった自分には一番の変化と充実感を感じられています。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.当たり前のことを当たり前にする難しさとその意味をひとつひとつ学んでいる最中です。たくさんの患者さんがお越しになられて、クリニックは毎日大忙しです。自分の仕事だけをぶつ切りでやっていてはとても回りません。周りのスタッフの動きにも目を配り、一日でも早く効果的に動ける自分になりたいと思います。先輩たちのように敏感なアンテナを持ちたいですね。新しいスタッフも続々と増え、こんな私にも後輩ができました。後輩の育成という観点もこれからの私にとっては重要な課題になります。先輩方にひとつひとつ教わりながら、一歩一歩着実にステップアップしていきたいです。また、目の構造についての深い知識や病気についての専門的な勉強も今頑張って取り組んでいるところです。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.人間関係がとても良好な職場だと思います。部署を超えて、全員が同じ仕事を理解することを目標にしているので、みなさん積極的に学ぼうとする姿勢がとても素晴らしいです。気になることがあれば自主的に勉強を深めようする方が多くて、熱い空気に溢れていますね。必要となる勉強会のお誘いもよくお声がけいただけます。私と同じように受付をメイン業務にするスタッフは総勢で20名ほど。お休みも基本的には固定休ですし、勤務時間やシフトも先輩方がいつも配慮してくださり調整いただけるので、とても働きやすくありがたいです。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.先輩スタッフはみんな優しく教えてくださる方たちばかりですから、初心者の方も安心して仕事に取り組めます。困ったことがあればいつでも誰にでも相談できる環境ですので不安なく働けます。一日中クリニック内をせわしなく動き回るような仕事ですから、明るくて活発な方にはとても向いている職場だと思います。患者さんも明るい方が多いので、人と話すことを楽しめる方はいいですね。特に今資格を持っていない方でも、先輩たちが一から丁寧に教えてくださいますので初めてでも大丈夫です!少しでも興味を持っていただけた方はぜひお問い合わせいただければと思います。

受付・診察補助・検査補助 勤務4年目:長田さん

気配り・目配り・心配りが紡ぐ
心のおもてなしをこれからも―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.以前はコールセンターで働いていました。子供が成人したタイミングもあり、何か新しいことを始めたいと医療事務の資格を取得しました。資格を手に長く働ける職場を見つけたいという思いもありましたね。ハローワークでこちらの求人を見つけ、面接に伺った際にスタッフさんの温かさや熱心な仕事ぶりに感銘を受けました。「ここで働きたい!」と強く感じて入職を決めました。医療の現場は初めてでしたので、最初は戸惑うことも多くありました。しかし、何も知識のない私にも目の病気や目の構造についてのこと、検査の流れなども時間を見つけてはひとつひとつ丁寧に先輩スタッフたちがご指導くださったので、特に心配することなく取り組むことができました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.主に受付業務、検査の補助や診療補助を担当しています。カルテの処理なども多いですね。受付は最初に患者さんとお会いする大切な場所です。笑顔で「こんにちわ」とお声がけさせていただくその瞬間を一番大切に考えています。毎日多くの患者さんにご来院いただくクリニックです。長くなりがちな待ち時間もできるだけ気持ち良くお過ごしいただきたいと思います。例えば待ち時間の案内をこまめにお伝えする工夫や、受付でも診察の様子を把握していることが伝わるようなお声がけをしています。特に何度も通院いただかなければならない患者さんに対しては、お顔と病状を一致させることもスピードを上げるポイントです。最近では逆に患者さんからフランクにお話いただくことも増えてきて、楽しみな時間でもありますね。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.もちろん患者さんの病気が治癒されることが一番嬉しいです。しかしながら完全に治られる方たちばかりではないのも現実です。そういった方たちは引き続き通院されますので、少しでも快方に向かわれた姿を一緒に喜べたり、負担に感じられるお気持ちを引き上げるお手伝いができたときにはこの仕事のやりがいを強く感じます。ご高齢の患者さんも多いですので、身体的なご心配や配慮が必要となる場面も多いです。特に受付は保険証の確認やお会計、処方箋のお渡しなど立ったり座ったりする回数がどうしても多くなります。足腰に不安がある方には極力負担をおかけしないよう、私たちの方から席にお伺いするなど気をつけています。家族のような気持ちで患者さんを見守ることはやはり大切ですね。また、受付は接遇がとても重要です。態度や言葉遣いといった面では前職のコールセンターでの経験がお役に立てているかなという手応えも感じられています。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.以前のコールセンターでは電話越しで相手の顔が見えない中でお話していました。今は直接患者さんの目を見てお話できますので、しっかりご納得いただけている様子もよくわかり、自信を持って仕事と向きあうようになりました。また、コールセンターではどうしても「最後まで見届ける」ということができませんでしたので、今はご来院いただいた瞬間から最後のお見送りまで、一貫して患者さんのご様子を見届けられるということには新鮮さと達成感があります。直接的に触れあうことで学ばせていただくことはとても多く、毎日刺激を受けて成長している実感があります。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.経験が長くなればなるほど心配りの幅も広がります。スタッフを育てる側に立つことで、よりクリニック全体を良い方向に導いていくことができればと思います。スタッフの教育体制にもとても力を入れている職場です。気配り・目配り・心配りはこれからも後輩スタッフたちに折に触れて伝えられたらいいなと思います。どうしても患者さんの数が多く、日々混雑して目の前の仕事に追われがちです。スタッフ同士で落ち着いて話しあう機会も私たち自身が意識して作り出さなければ少なくなってしまいます。お互いのスキルを磨きあう時間をもっと作り出すことも、より良いサービスを提供し続けるために重要なことだと思います。患者さんには安定して高い品質をご提供できるように、キャリアを積んできたスタッフたちこそ協力して課題をひとつひとつクリアしていければと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.スタッフはみんな本当に優しい方たちばかりで、いつも助けられています。一人一人が自立していて、仕事に対してはプロ意識を持っています。自分の娘より年齢が下のスタッフも多いくらいですが、年齢の差なんて全然感じないほどみんな仲が良いですね。若いスタッフから逆に学ぶことも多いです。子育て中の方も多いので団結力はすごいです!お休みもコンスタントに取れる職場ですので、とても働きやすいと思います。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.気配りや心配りができる方は医療の現場にはとても向いていると思います。知識や技術よりもむしろそういう気持ちのほうが活かされますし、患者さんには敏感に伝わります。学ぶことに対して素直に受け入れられることも重要な現場です。「学びたい」という気持ちさえあれば何歳からでも始められます!新しい方との出会いも毎日ありますので日々発見があり、自分も楽しみながら取り組める仕事です。ぜひ挑戦してみてください。

受付・診察補助・検査補助 勤務7年目:小森さん

臨機応変な対応力で
さらなる心地良いクリニックを目指して

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.以前は事務職やアパレル販売に従事していました。腰を据えて長く続けられる仕事は何かと考えていたタイミングでこちらの求人を見つけました。ちょうど震災があった頃で、家から通いやすい距離にあったことも決め手のひとつでした。私にとって医療業界での仕事は初めての経験でしたが、未経験でも歓迎してくださる上に手厚い指導をいただけるこちらのクリニックはとても魅力的でした。というのも、もともと私はここの患者でした。先生やスタッフのみなさんの熱心な仕事ぶりや丁寧な対応にはいつも感心させられていて、働くならぜひここがいいと思いました。忙しい職場はあっという間に時間も過ぎますし、私の性格的にも向いているんじゃないかなと思いましたね。よく見知った環境で、安心して働けることは入職の最大の決め手になりました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.患者さんの受付業務から検査の補助、診察へのご案内をはじめ、スタッフの求人や外部の業者さんとのやり取りなど幅広く担当しています。一日約100名くらいの患者さんがお越しになられるとても忙しいクリニックです。どうしても待ち時間が長くなってしまいがちですので、どうすれば患者さん側の負担を軽減できるかということを常に考えながら動くようにしています。特に私の場合は長年勤務していることもあり、患者さんの顔と診察内容がすぐに一致するようになっています。「この方は前回この検査をしたので、今日はこれだな」というように診察の流れもおおよそ掴めるため、他の患者さんとの兼ねあいを考えながらどういう順番でお通しするのが最善かということまで少し先が見えるようになっています。診察時間前から列になってお待ちいただくご高齢の患者さんも多くいらっしゃいます。足腰の痛みに耐えながらお越しになられる方も多いので、適宜融通を利かせながら最短でご案内できるよう工夫しています。
また、ここのスタッフたちはお互いの仕事内容を把握するように日々精進しています。固定した誰かに業務を貼り付けてしまうとその人が欠けてしまったときにスタッフ側が回らなくなってしまうだけでなく、大切な患者さんに多大なるご迷惑をおかけすることになるからです。そういう意味ではスタッフへの指導や育成といった部分も、今私が特に力を入れて取り組んでいることのひとつです。自分自身も入職して間もない頃はわからないことが多く、理解が追いつかないことで苦労した経験があります。だからこそ、少しでも時間が空いたときには落ち着いて指導をする時間を設けるように心がけています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.患者さんが笑顔で「ありがとう」と言ってお帰りになられる姿は、やはり格別に嬉しい瞬間です。満足のいく診療のお手伝いができたのかなという実感があって、強いやりがいを感じます。ここのスタッフたちは一人一人明確な目標を持って取り組んでいるので、そういう思いが患者さんにしっかり伝わっているということも確認できて嬉しくなりますね。医療を支える一人として、これからも大切にしたい思いです。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.限られた時間の中で今自分は何をすべきかということを常に考えながら行動することは、どんな仕事においても大切なことだと思いますけれども、それがここの職場ではより鋭く磨かれたような気がします。プライベートなときも段取りを意識したり、先を見越した行動ができる自分になりましたね。時間感覚も意識しながら、効率よく無駄のない動きをするためには今どうすればいいのかということを素早く逆算できるようになった自分には大きな成長を感じます。特に私は幼い子供を抱える母でもあるので、そういう思考回路になったことは自分の人生においてもとてもプラスになっていると思います。育児に関してはまだまだ課題は多いですけれどね(笑)

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.改善点を活発にみんなで議論しあえるような環境作りをもっと意識していけたらいいなと思います。個々のスタッフ同士で話し合う機会は多いですが、チーム全体としても改善策を模索できるよう、もっとフレキシブルな関係を築けるといいなと思います。例えば残業時間の問題などは、個々の努力では解決が難しいことでもあります。私はリーダー的な位置にもありますので、働きやすい職場作りにももっと問題提起していけたらいいなと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.育児中でも女性が大いに活躍できる職場だと思います。実は私も子供を保育園に預けられず困っていた時期がありました。そんなとき「働きたいという思いがあるならサポートするよ!」と院長先生は心強く応援してくださいました。小さなお子さんを抱えながら仕事をされている方はここにもたくさんいます。小さい頃ほど急な体調不良などでお休みをいただかなければならないこともあります。そんなときこそお互いに理解できる間柄ですから、自然と助けあうこともできますし、逆に助ける側になれたときには「今できる分頑張ろう!」と思えます。育児中も安心して働けるというのは女性にとっては心強い環境ですよね。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.今ここでは19歳から70歳まで幅広い年代のスタッフたちが働いています。研修なども本人の希望に応じて学ぶチャンスがある職場です。「人の役に立ちたい」という思いに溢れた方、自分から興味を持って動ける向上心のある方とぜひ一緒に働きたいです!初心者の方のサポートも、チームとしてバックアップする体制を取っています。多くの先輩スタッフたちに指導いただけるということは、その分どこにでも相談の窓口があるということです。困ったことがあればみんなで解決しようと動き出せる職場です。ぜひ初めての方も安心して飛び込んでみてください。

検査員 勤務2年目:大沢さん

ミスは絶対に許されない現場だからこそ
会話のキャッチボールを強く意識して―

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.以前も別の眼科で検査員をしていました。検査員としてのキャリアは4年目になります。ちょうど引っ越しを機にこちらのクリニックに転職させていただきました。自宅からの通いやすさに加えて職場選びの決め手になったことは、クリニックに来る患者さんの数が非常に多いことでした。ランダムに常にいろんな患者さんがいらっしゃる環境というのは、その分自分もいろんな経験ができるというメリットがあります。忙しい方がむしろクリニックには活気が出ますし、自分としてもあっという間に楽しく時間が過ぎるような気がして自分の性格的にも向いている職場だと思いました。クリニックには一度入職前に見学に伺ったことがあります。その際、スタッフのみなさんが生き生きとして働かれている姿は印象的でした。医療の現場はとかく会話のキャッチボールがうまくいかなければとても回らない現場です。特に検査という分野はそれが結果に如実に表れるところです。こちらのクリニックではスタッフのコミュニケーションがとても豊かで、連携がしっかり取れていると感じました。私もここでぜひ働きたいと思い、入職を希望いたしました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.視力検査や視野検査、眼底三次元カメラ、メガネやコンタクトレンズの処方などが私たち検査員に任される主な仕事内容です。特に当院は積極的に最新鋭の検査機器を導入しています。ここに来て初めて知った検査機器もあったほどです。機器の操作方法や特徴などもひとつひとつ細かに違いますが、その感覚も業務の中で覚えていく必要があります。患者さんの数も多い上に、当院は検査項目も非常に多く、一般的な眼科さんよりも手厚く丁寧に診ることができるクリニックです。例えば緑内障の患者さんなどは一般的な検査項目よりもはるかに多くの検査データが必要となります。お待ちいただいている患者さんにもできるだけ早く検査をお受けいただけるように、時間感覚やスタッフ間のチームワークをとても強く意識しています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.自分の技術や経験にしっかりとした自信を持たなければならない仕事ですから、先生からも高く評価していただけることはやはり嬉しいですね。例えば、「大沢さんにお願いしたい」とスタッフからも言っていただけるときなどは素直に嬉しい瞬間です。人に必要とされる存在になるということは、自分の中でも人一倍頑張らなければならないと思いますし、そこに大きなやりがいがあると思います。また、患者さんやスタッフ同士からも「ありがとう」という言葉が飛び交うときもとても嬉しいものです。検査は特にお待ちいただく時間が多くなりがちなので、当たり前のことが当たり前にスムーズに進んでいくことも達成感を感じられる瞬間です。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とはどのようなものですか?

A.私は今子育てをしながら働いています。子育ては忍耐力や我慢がとても必要になることです。予定通りに進むことなんてなかなかありませんよね。仕事する上でも同じように、矛盾を感じることや理解できないことがときにあります。それでも、一歩引いてじっくり見極める姿勢が取れるようになった自分には成長を感じますね。円滑に業務をこなすためにはスタッフ同士の足並みを揃えることも欠かせません。自分のことだけでなく、そういった広い視野で物事を捉えられるようになったことには、以前の自分にはなかった大きな成長を感じますね。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.もう少し個人としての検査スキルを上げたいと思っています。例えば子供の斜視の検査などは非常に難しく、ちょっとしたことで検査の結果が大きく変わってしまうことがあります。ミスは絶対に許されない現場ですから、いつも緊張感がありますね。大きな差が出てしまうと患者さんの治療方針にも直接的に影響しますし、小さいお子さんほどその子の人生がかかってくるような大きな話になってしまいます。検査スタッフのチーム全体としてもあらためて初心に立ち返ることを忘れずに、全体としてのスキルアップを目指していけたらと思います。患者さんに対する検査クオリティを一定に保つということは、検査員として絶対に死守しなければならないことですから、そういう部分についてはこれからも強くこだわっていきたいですね。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.子育て中のスタッフが多くいる職場です。先生もまわりのスタッフたちもとても理解を持って仕事との両立を応援してくださいます。スタッフはみんなとても仲が良く、温かな雰囲気で働きやすい職場です。お休みもシフト制でコンスタントに取れていますし、今新しいスタッフたちも続々と入ってきていて活気があって楽しい現場です。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどのような方ですか?

A.数ある検査の中でも、特に眼科の検査についてはスタッフ同士のコミュニケーション力が非常に重要な鍵を握ります。患者さんの視生活を細やかに聞き出しながら仕事を進める必要があります。例えば聞き上手な方、人懐っこい方にはすごく向いている職種ではないかと思います。ささいな会話の中にも、より良い結果を導くためのヒントがたくさん隠れていることがあります。患者さんとの限られた時間の中で、どれだけの情報量を引き出せるかということも重要となる部門です。そういう意味では接客業を経験されてきたような方も向いている職種なのかもしれません。もちろん専門的な知識や技術が大いに必要となる職種です。自分でも積極的に学んで高い向上心を持っていなければ、正直ついていくのが厳しい世界であることも事実です。好奇心旺盛にいろんなことに挑戦できる方とぜひ一緒に働きたいですね!